2014年12月12日金曜日

希少な無農薬ぬかを使ってたくわん漬け

今日の共同作業は農機具をおさめている小屋の屋根の修理と
わらの会の大根を使ったたくわん作りでした。

たくわん作りをお届けします。

 わらの会の大根が、冬の寒風(赤城おろし、秩父おろし)
にさらされて、ずいぶんしなびました。

 まあ、たくさんはありませんから、
小さな桶で十分ですね。

 大根に干した柿の葉、利尻昆布、ぬかなどをまぶします。

この、ぬかが大変貴重だそうです。
わらの会のメンバーにぬか(ぬか漬け)にとても詳しい人がいまして、
「無農薬の米は手に入っても、無農薬のぬかはまず入手できない」
ということだそうです。

わらの会の田んぼは農薬、除草剤、化学肥料、一切なしで、
自分たちで精米しますから、
正真正銘の無農薬のぬかが取れるわけです。

 その希少性の高いぬかをたっぷりをまぶし、
最後にゆずを丸ごと乗せてみました。

ずっしり重い漬物石(近くで拾ってきたんですけどね)を
最後に乗せて、水が上がってくるのを待ちましょう。
どんなたくわん漬けができるか、来年のお楽しみですね。

2014年11月27日木曜日

フードマイレージ「徒歩50歩」の豚汁

農閑期とはいえ、意外にやることがあるものです。
まずは、もみすり機のカバーを開いて、
残っているもみやもみ殻を取り除きます。
これをしっかりやらないと冬の間、ネズミの巣になってしまいます。

 次は畑のダイコンを抜きます。
これはたくわんにするつもり。
洗ってしばらくは干しておきます。

 その次は収穫した大豆を干します。
おととい、きのうとかなり雨が降ったので、乾きが悪い。
でも、きょう明日で乾いてくれるでしょう。
カラカラになったら棒でたたいて豆を取り出します。

 きょうの作業はこんなところ。
あとは恒例のランチづくり。メニューは、ごはんと豚汁です。
ダイコンもニンジンもハクサイもサトイモも、すぐ近くの畑でいま取ってきたもの。
豚肉を除けば、フードマイレージ「徒歩50歩」の食材です。

できました。みそもわらの会のもの。
しみじみおなかの中に染み渡る味わいです。

これこれ、そこはあんたのお家じゃありません。
おすそ分けをもらいに来たんですね。

2014年11月16日日曜日

自分で作ったもち米のもちの美味しいこと

思いがけず、たくさんのもち米が収穫できました。
農薬、除草剤、化学肥料を一切使わないもちの味はどんなものでしょうか。
そこで、もちつきもできるホームベーカリーを購入しました。

 まず、家庭用精米機で玄米を白米にしましょう。
この精米機、かなり役立ちます。
白米、胚芽米、7分づき、5分づき、3分づきが選べます。
コーヒーは豆のひきたてが美味しいのと同じように、
ご飯も玄米のつきたてが美味しいですね。

 きょうは胚芽米モードを使ってみました。

 もち米を研いで30分ザルにあげて水を切った後、
ホームベーカリーにセットし、水を足します。
このホームベーカリー、すでにパン焼きを試してみました。
なかなか出来がよく、6800円のお値段は安く感じます。

 スイッチを入れて、1時間40分後、こんな感じでもちが出来上がります。
それにしても今の機械は静かです。
昔のもちつき機はかなりうるさかったですよね。

 大きなもちの塊から、食べやすい大きさにちぎります。

早速、網の上に置いて焼きましょう。 
出来立てですから、気をつけないと中身がとろけて落ちてしまいます。

お雑煮にして食べてみました。
杵と臼でつくもちのようにコシがあるわけではありませんが、
スーッと口に入ってしまい、いくらでも食べられます。
もち太りしそうですね。

2014年11月13日木曜日

きょうはハザの材料の置場づくり

深まりゆく秋のわらの会の田んぼ
朝はとりわけ静けさが漂います。

 キジの家族が散歩をしていました。


 収穫を終え、休ませている田んぼでは
あちこちにクモのレース編みが見られます。
露に濡れてなかなかきれいです。

 きょうの共同作業は、ハザを解体した後、
ハザに使った材料を置く場所を作りました。

 作業の後は、炊き込みごはん、鉄瓶でわかす野点コーヒーが待っています。
これが美味しいんです。楽しみですね。

 炊きあがりました。
わらのかいの田畑でとれた無農薬のお米に野菜、
使う水はもちろん、いつもの井戸水です。

美味しそうな匂いに誘われて
わらの会の猫会員たちが集まってきました。
ネズミやモグラを退治してくれるご褒美に
炊き込みご飯を少し分けてあげましょう。

2014年11月6日木曜日

仕舞いの季節がやってきました

今年の農作業も仕舞いの季節を迎えました。
お世話になった農機具・機械の汚れを取り除き、
きれいにすれば米作りもすべて終了です。

来年はまた新しいメンバーを加えて、
楽しく米作りがしたいものです。

 面白いカエルがいました。下半身がさび色です。
田んぼの水がなくなると、水に溶け込んでいた灰色の鉄イオンが
褐色の酸化鉄に変わるようですから、その影響でしょうか。

 田んぼの傍に、羽がたくさん落ちていました。
近くの農家の人によると、キジバトがトンビにやられたとか。
人が見ていないところで野生動物は活発に動いているようです。

さあ、人はこれからの季節、作業より、
焚火や煮炊きを楽しみましょう。

2014年11月2日日曜日

自然栽培の新米をいただきます

わらの会の美味しい新米ができました。
来年はもっとたくさんの人たちと一緒にお米作りをして、
この楽しさを分かち合えればいいですね。

 今年の収穫をみんなで分け合います
夏の雑草取りに精を出したおかげか、
去年に比べるとずいぶん多めの収穫です。

 私も新米を分けてもらいました。
日常食べるうるち米(ミルキークイーンとキヌヒカリ)が80kgくらい、
もち米が25kgくらい、古代米が6kgくらいです。
かなりの量をいただきました。

 早速、精米し、お米を研ぎます。
ツヤツヤとしています。

画面が少々暗くなってしまいましたが、
美味しそうに炊けました。
いただきます!

無農薬で除草剤も化学肥料も使わない、わらの会の新米。
贅沢な新米の味を堪能します。
田んぼを吹き抜ける風のような、さわやかな味がします。


2014年10月30日木曜日

古代米9種ブレンドできあがりました

 きょうは好天の下、稲作最後の作業です。
9種類の古代米の脱穀、もみすりです。
昔ながらの足踏み脱穀機を使います。

 脱穀後のもみです。普通の米に比べると、
ずいぶんとノギが長いのがわかります。
ワイルドですね。

もみすりでノギやもみ殻を取り払うと、こうなります。
 これが古代米9種ブレンドです。
紫式部、白楽天、神庭の赤と黒、亀の尾、西海観、武蔵野紫、神丹穂、アクネモチ、
この9種類の古代米です。

最後は水神様に、今年も稲作が無事に終わったことを感謝し、
新米を捧げます。

2014年10月26日日曜日

収穫祭の味わいは深~い

 待ちに待った収穫祭の日が来ました。

ことしも農薬も除草剤も化学肥料もなしで
お米ができたことに感謝します。

 あたりの畑から収穫祭に使う野菜が
集まってきました。

 しいたけは裏山に取りに行きます。
ちょうどいい形のきのこが出ていました。

 火を焚き、その火で調理します。

 大人たちが料理にいそしんでいる間、
子どもたちはサツマイモを掘ります。

 どうだ!
たくさん掘れましたね。
これは、わらの灰の中で焼き芋をします。

 豚汁作りも着々と進んでいるようです。

おもちはあんこ玉をいれたもの、
ゴマだれ、辛み大根、きなこ、いそべと
食べ方もいろいろ。

さあランチタイム。
新米を使ったおもち、わらの会の野菜たっぷりの豚汁、
どちらも深~い味わい。
美味しいですね。

最後は、真っ白なお米をもらって帰ります。

田植えから稲刈りまでお疲れさまでした。
家に帰ったら、「田んぼの学校」の収穫を味わってくださいね。


2014年10月16日木曜日

古代米の稲刈りを終えました

10月26日(日)は収穫祭の予定です。
「田んぼの学校」の生徒さんは、自分で田植え、稲刈りしたお米を
持ち帰れるので、楽しみにしていてください。

そもそも農薬なし、除草剤なし、化学肥料なしで
つくったお米はたいへん貴重品ですが、
自分で田植え、稲刈りしたお米はいっそう美味しいはずです。

ランチも楽しみましょう。
わらの会のもち米を使ったおもちや、豚汁、
あとは堀たてのサツマイモを焚火で焼いちゃいましょう。
大人1人500円です。

飛び入り参加の方も大歓迎です。
荒川サイクリングロードをお通りの方もどうぞ。

 今朝は冷え込みましたね。
わらの会の田んぼから見える富士山も冠雪していました。

 今年最後の稲刈りとなりました。
刈っているのは古代米。
赤や紫、白の穂がとてもきれいです。
実りもよく、食べるほうも楽しみ。

何枚かの田んぼは冬の間も水を張っておきます。
かえるやどじょうにとっては、うれしいのではないかな。
この田んぼもおびただしい数のどじょうがいます。
撮影にトライしましたが、その動きが速いこと、速いこと、
写真に撮るのはあきらめました。
柳川鍋がお好きな人はどうぞご自分でとっていってくださいね。

2014年10月12日日曜日

バーベキューしながらギネス挑戦花火大会を楽しむ

世界一大きな花火を打ち上げ、ギネスに挑戦!
ことしの鴻巣花火大会は話題も満載。

わらの会の面々はバーベキューをしながら
花火大会を楽しみました。

夕方、少し時間があったので、
わら細工の妙手から正月のお飾りの作り方を教わります。

 まずはわらの束を3つ用意し、それぞれを左巻きに巻いていきます。
1人でやるよりは2人で協力したほうがやりやすいようです。

 途中工程は端折りますが、3束それぞれをねじった後、
3本を1本にします。
出来上がりはこんな感じです。
年末になったら、本格的に教えてくださいね。

わら細工教室の後は、バーベキューをしましょう。

 おっと、これは火が立ち過ぎですね。
まずは肉から焼きましょう。
牛肉、豚肉、鶏肉、どれも美味しくできました。

続いて魚介類。
ホタテやエビ、サンマを焼きました。
それからサツマイモなどの野菜も。

焼きりんごがまるでりんごパイのような味わいで
美味しかったですよ。

生ハムとチーズ、ライス、オリーブの実、トマトなどを合わせた
サラダも絶品でした。

肝心の花火大会のほうは…
見事にギネスに認定されたようです。

わらの会で使わせてもらっている駐車スペースから
花火が本当にきれいに見えました。

どれだけ綺麗だったか、写真がないじゃないかと思わないでください。
来年、実際の花火を見に来てくださいね。