2014年10月30日木曜日

古代米9種ブレンドできあがりました

 きょうは好天の下、稲作最後の作業です。
9種類の古代米の脱穀、もみすりです。
昔ながらの足踏み脱穀機を使います。

 脱穀後のもみです。普通の米に比べると、
ずいぶんとノギが長いのがわかります。
ワイルドですね。

もみすりでノギやもみ殻を取り払うと、こうなります。
 これが古代米9種ブレンドです。
紫式部、白楽天、神庭の赤と黒、亀の尾、西海観、武蔵野紫、神丹穂、アクネモチ、
この9種類の古代米です。

最後は水神様に、今年も稲作が無事に終わったことを感謝し、
新米を捧げます。

2014年10月26日日曜日

収穫祭の味わいは深~い

 待ちに待った収穫祭の日が来ました。

ことしも農薬も除草剤も化学肥料もなしで
お米ができたことに感謝します。

 あたりの畑から収穫祭に使う野菜が
集まってきました。

 しいたけは裏山に取りに行きます。
ちょうどいい形のきのこが出ていました。

 火を焚き、その火で調理します。

 大人たちが料理にいそしんでいる間、
子どもたちはサツマイモを掘ります。

 どうだ!
たくさん掘れましたね。
これは、わらの灰の中で焼き芋をします。

 豚汁作りも着々と進んでいるようです。

おもちはあんこ玉をいれたもの、
ゴマだれ、辛み大根、きなこ、いそべと
食べ方もいろいろ。

さあランチタイム。
新米を使ったおもち、わらの会の野菜たっぷりの豚汁、
どちらも深~い味わい。
美味しいですね。

最後は、真っ白なお米をもらって帰ります。

田植えから稲刈りまでお疲れさまでした。
家に帰ったら、「田んぼの学校」の収穫を味わってくださいね。


2014年10月16日木曜日

古代米の稲刈りを終えました

10月26日(日)は収穫祭の予定です。
「田んぼの学校」の生徒さんは、自分で田植え、稲刈りしたお米を
持ち帰れるので、楽しみにしていてください。

そもそも農薬なし、除草剤なし、化学肥料なしで
つくったお米はたいへん貴重品ですが、
自分で田植え、稲刈りしたお米はいっそう美味しいはずです。

ランチも楽しみましょう。
わらの会のもち米を使ったおもちや、豚汁、
あとは堀たてのサツマイモを焚火で焼いちゃいましょう。
大人1人500円です。

飛び入り参加の方も大歓迎です。
荒川サイクリングロードをお通りの方もどうぞ。

 今朝は冷え込みましたね。
わらの会の田んぼから見える富士山も冠雪していました。

 今年最後の稲刈りとなりました。
刈っているのは古代米。
赤や紫、白の穂がとてもきれいです。
実りもよく、食べるほうも楽しみ。

何枚かの田んぼは冬の間も水を張っておきます。
かえるやどじょうにとっては、うれしいのではないかな。
この田んぼもおびただしい数のどじょうがいます。
撮影にトライしましたが、その動きが速いこと、速いこと、
写真に撮るのはあきらめました。
柳川鍋がお好きな人はどうぞご自分でとっていってくださいね。

2014年10月12日日曜日

バーベキューしながらギネス挑戦花火大会を楽しむ

世界一大きな花火を打ち上げ、ギネスに挑戦!
ことしの鴻巣花火大会は話題も満載。

わらの会の面々はバーベキューをしながら
花火大会を楽しみました。

夕方、少し時間があったので、
わら細工の妙手から正月のお飾りの作り方を教わります。

 まずはわらの束を3つ用意し、それぞれを左巻きに巻いていきます。
1人でやるよりは2人で協力したほうがやりやすいようです。

 途中工程は端折りますが、3束それぞれをねじった後、
3本を1本にします。
出来上がりはこんな感じです。
年末になったら、本格的に教えてくださいね。

わら細工教室の後は、バーベキューをしましょう。

 おっと、これは火が立ち過ぎですね。
まずは肉から焼きましょう。
牛肉、豚肉、鶏肉、どれも美味しくできました。

続いて魚介類。
ホタテやエビ、サンマを焼きました。
それからサツマイモなどの野菜も。

焼きりんごがまるでりんごパイのような味わいで
美味しかったですよ。

生ハムとチーズ、ライス、オリーブの実、トマトなどを合わせた
サラダも絶品でした。

肝心の花火大会のほうは…
見事にギネスに認定されたようです。

わらの会で使わせてもらっている駐車スペースから
花火が本当にきれいに見えました。

どれだけ綺麗だったか、写真がないじゃないかと思わないでください。
来年、実際の花火を見に来てくださいね。

2014年10月9日木曜日

台風と台風の間に脱穀を

 台風18号が過ぎ去って、さあ脱穀と張り切っていたのですが、
次の台風19号が近づいています。
なかなか天日干しは難しい。

 次の台風が来ないうちに脱穀を終わらせたいと思います。
コンバインの刃に稲穂をかませます。

 コンバインはモミだけ分離し、
わらは後ろに送られます。

 コンバインの後ろ側でわらが集められます。

 そして最後はわらを束ねて、
ひもで結束してくれます。

これは今日のサービスカット。
ハザにかけた稲の下で
猫が気持ちよさそうに寝転んでいました。

2014年10月7日火曜日

台風でハザが倒れてしまいました

 恐れていたことが起きてしまいました。
台風一過の抜けるような青空の下、
ハザが倒れてしまいました。

 もう一度、ハザを組み立てます。
折れてしまった棒は薪用に回します。

 台風が運んできた雨でぬれてしまった稲を
ハザにかけて乾かします。

元どおり、ハザは稲でいっぱいになりました。
気になるのは次の台風です。
それまでにモミが乾いてくれるのを祈ります。

2014年10月5日日曜日

稲束の縛り方

わらの会では稲の天日干しをしていますから、
稲を束ねて、ひもで縛る必要があります。

縛り方は人により、地域により、いろいろあるものです。
近くの農家の人から教えてもらいました。

 まずは、ひもの片方を少し折り返し、
二重になったところをぐるっと回して
ギュッと絞ると輪っかができます。

稲の束の周りにひもをめぐらして、
輪っかになっていないもう一方の端を
輪っかの中に通します。

 そしてギュッと絞ります。

 ギュッと絞ったひもの先を
1周しているひもに通して、
そこにできる輪の中に入れてやります。

もう一度、ギュッと絞ってやると
もう緩みません。

この縛り方なら、田んぼ素人の私たちでも
ちょっとプロっぽく見えますね。

2014年10月3日金曜日

稲刈りの終わった田んぼに来たお客さんは?

 わらの会の田んぼでは稲刈りを続けています。
小さな稲刈り機やコンバインもありますが、
どうしても水が引かず、ぬかるんだところは手で刈ります。
歩くたびに足が何十センチと埋まり、かなりの運動になります。

 刈った稲はすぐにハザにかけて天日干し。
週末から日本列島に近づく台風が心配です。

稲刈りの終わった後の田んぼにキジがやってきました。
落穂ひろいに来たのか? カエルや昆虫を食べに来たのか?

稲刈りのときにはキジのほか、カヤネズミに会うこともあります。
赤ちゃんのコブシくらいの小さなかわいい動物です。
農薬や除草剤、化学肥料を使いませんから、
田んぼの中に安心して巣を作っているようです。