2015年4月24日金曜日

芽が出始めた種もみを苗床に移します


今週の作業日は暖かい1日になりました。
ぴょんとアマガエルも飛び出てくるほどです。

苗床をつくりました。

これが先週、種をまき、水をまいて準備したもの。
芽が出ているとトレイもありますが、もみのままのもあります。
昨年は、1週間でもやしのようにニョキニョキと出ていたので、
随分様子が違います。本当に芽が出てくるかな?

 このようにトレイをきれいに並べます。
しばらくしたら芽が出て苗に育って緑一面になるはずですが。

 本格的な田んぼシーズンを迎え、作業が多くなりました。
お腹もすきます。きょうはお好み焼き風のランチです。
そば粉に山芋を合わせ、そこに干し桜えびを入れます。
さらに、下の畑でわらの会のメンバーが作っているネギ
(もちろん農薬、化学肥料はなし)を入れてかき混ぜます。

薪を燃やして、直火でフライパンを熱します。
美味しそうな匂いがしてきました。

ふっくらと焼けました。桜えびとネギが味のアクセントになっています。
最近の野良料理はかなりレベルが高くなってきました。

2015年4月17日金曜日

稲の種まきをします

 今、井戸の水が流れ出るあたりは自然のセリ園になっています。
摘み取って旬の味を楽しむのもオツですね。

 きょうは稲の種まきの日。
まずはトレイにシートを敷きます。

 トレイの中に鶏ふんを混ぜた培養土を入れ、ならします。

 ぱらぱらと種もみをまき散らしていきます。
先週、選別・消毒し、1週間水につけておいた種もみです。

種もみをまんべんなく散らしたトレイの上から土をかけていきます。
稲作には便利な道具がいろいろとあるものですね。
後は、トレイを並べ水をかけて、トレイを積み重ね、
ビニールシートで覆って光が直接当たらないようにします。
1週間たってどうなるかは来週のお楽しみですね。

 きょうはずいぶんお腹がすきました。
大鍋で作ったのが、カモ肉でだしを取り、そば粉団子を入れた“野良ごはん”。
美味しいですね。

ほら、美味しそうな匂いにつられて、やぶからタヌキが出てきました。

2015年4月10日金曜日

種もみの選別と消毒をしました

 ここは、ことし初めて田んぼにするところです。
先週、パイプを敷いて水を送る準備が整いました。

 きょうは種もみの選別と消毒をしました。
まずは塩を入れて、塩水を作ります。

 実入りが悪い種もみは浮いてくるので、それを除き、
重い種もみだけを選ぶのですが、
わらの会の種もみは、全部浮いてきてしまいそうです。
農薬や化学肥料を使っていないので、スリム(貧弱)なんですね。

 あまり軽いと結実が悪いそうです。
「苗になる種もみなんて一つもないんじゃないの」という不安が募りますが、
沈んでくれる種もみもあり、それをすくって網袋に入れます。
あとは消毒液に浸すだけです。

 一作業した後は、お昼ご飯の準備です。
わらの会の畑から、にんじん、だいこん、ねぎなどを収穫。
この季節は菜の花も旬ですね。

 ほら、こんなに収穫できました。

 大なべにお湯を沸かして、採ったばかりの新鮮野菜を放り込みます。

野菜の味がよく染み出たお汁ができました。
ここに、おもちを入れていただきます。

2015年4月3日金曜日

新しい田んぼを作ります

 まだ土色の多い田んぼに菜の花の黄色が映えます。
よい天気の中、作業が行えました。

 きょうは新しい田んぼづくりの準備にかかりました。
それは田んぼまで水を引くためのパイプの敷設です。
いままでわらの会で畑として使っていた場所がありますが、
元々田んぼで、水はけも悪いため、畑としてはあまり適していませんでした。
田んぼ復活作戦です。

 わらの会の井戸水の出口から水を取るのですが、
途中、未舗装の道を横切るため、穴を掘って地下にパイプを埋めます。
これがなかなか骨が折れる力仕事です。
つるはしを振るいますが、ガツンと石にぶつかって、なかなか掘れません。

 相当掘れましたが、ここまで来るのに一苦労。

 掘った穴にパイプを置いていきます。

最後はこのとおり、見事にパイプが地下に埋まりました。
新しい田んぼの実りにも期待できそうですね。